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「果ん露」という名前に込めた思い

  • 執筆者の写真: ぶーんタン
    ぶーんタン
  • 8月29日
  • 読了時間: 2分

お久しぶりの更新です。今日は「果ん露(かんろ)」という店の名前の由来について。

お客様から「どうしてこの名前にしたんですか?」と尋ねられることが時々あります。そのたびに、少し照れながらお答えしてきたのですが、せっかくなのでここでまとめておきます。


「果ん露」という三文字には、いくつかの思いを込めました。

まず「果」は、果物の果。

「ん」は、ちょっと遊び心。「俺ん家」の“ん”みたいに、つなぐ役割。

そして「露」は、朝露のようにしたたる雫、かき氷に掛ける蜜のきらめきを表す言葉。

合わせて「果ん露」で、果実から手作りするシロップを表しています。

果物の蜜がしずくとなって氷に落ちる、その風情を感じてもらえたらと。

さらにもうひとつ。かき氷の基本のシロップである「カンロ蜜(甘露蜜)」にも掛けています。昔からの日本の甘味の名前と、果物シロップのかき氷専門店としての自分たちの思いを重ねたものです。

つまり、「果物の蜜」と「カンロ蜜」、ふたつの意味を持たせた名前。どちらも、かき氷に欠かせない甘やかでささやかな幸せを運んでくれる存在です。


そして、その思いを形にしたのが「特撰かんろ」です。果ん露で手作りしている“かんろ蜜”と日光の天然氷、そして旬の果物。ただそれだけを組み合わせた、シンプルながら贅沢な一皿です。

余計なものを足さず、素材そのものの甘さと香りを引き立てる。果物を一番おいしく召し上がっていただくために生まれた、果ん露の基本のメニューでもあります。

名前に込めた思いと同じく、「果物の蜜」と「甘露蜜」、ふたつの“かんろ”を重ねた味わいをお楽しみください。

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