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妻は、トウモロコシで夢を見せる。

  • 執筆者の写真: ぶーんタン
    ぶーんタン
  • 7月4日
  • 読了時間: 1分
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うちの妻が、トウモロコシを焼いている。焼き芋用のトースターを使って。トウモロコシなのに。でも、僕はもう驚かない。彼女がなにかを始めるときは、いつだってちょっと面白いから。

 

焼きあがったトウモロコシは、驚くほど甘くて香ばしい。それを丁寧にすり潰して、ムーランで漉して、ふわふわの氷の上にそっとのせる。

 

さらに、醤油のエスプーマをしゅわっとかけて、削りたてのグラナ・パダーノをふわり。

 

できあがったのは──「フィールド・オブ・ドリームス」。

 

トウモロコシで夢を見る。そんなかき氷。

 

彼女はよく、「開運の氷」とか「おいしいだけじゃない氷」なんて言われているけど、僕に言わせれば、それは“彼女自身の生き方”が、そうさせてるんだと思う。

 

このかき氷も、たぶんそんなひと皿。

 

今週末から、数量限定でお出しします。ミニサイズで1,200円。値段以上の時間が、ちゃんと詰まってます。

 

夢を見るような夏を。よかったら一緒に、どうぞ。

 

──ぶーん

 
 
 

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